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商法?保険法分野の事例研究[担当:遠山 聡]

ゼミナール名称 商法?保険法分野の事例研究
研究テーマ 商法および保険法分野の法解釈?約款解釈に関する重要判例の研究
ゼミナール所属 法学部 法律学科
学習内容 本ゼミナールは、広くいえば商法の研究を行うことを目的としていますが、商法は様々な法分野の集合体であり広範囲にわたる学問分野ですので、主として保険法(保険業法を含む)を中心領域に据えて、視野を広げることは重要ですがあまり雑ぱくになりすぎないように、できるかぎり深く実のある専門的な研究を行います。研究を行うにあたっては、法理論や制度趣旨を深く理解することはもちろん、実務的な視点も持ちつつ、バランスのいい制度や紛争解決手段とは何かを模索する努力が必要になります。

たとえば、交通事故を例に挙げてみると、交通事故被害者を救済するためには、加害者にやや重い責任を課さざるを得ない面があります。
しかし誰しも被害者にも加害者にもなり得ることを考えれば、これだけではバランスを欠きます。これを調整するのが保険の役割です。加害者には保険加入が強制されますが、できるだけそのコストを小さくし、実質的な責任(金銭負担)は保険が負担することにすれば、加害者の負担も過度にはなりません。これは、保険に関する法律問題を検討するには制度を超えたバランスを考慮しなければならないことの一例です。法律はもちろん、経済や会計など関連する様々な基礎知識が要求されることもしばしばです。
ゼミ生の人数 2020年度:19名(男性11名、女性8名) 2021年度:20名(男性16名、女性4名)予定
開講日時など 毎週金曜5限
卒業論文?卒業研究 卒業論文の作成は義務としてはいませんが、作成することをお勧めしています(もちろん指導もします)。合同発表した課題研究についての論文を卒業研究としてまとめることが最低限求められます。
ゼミナール合宿 足球365比分_365体育投注-直播*官网感染症の沈静化次第とはなりますが、夏期や冬期にゼミ合宿を開催したいと思っています(2020年度は実施なし)。
対外活動など 他大学と合同で年一回(例年11月下旬頃)開催される東京学生保険ゼミナールに参加しています。3年生を中心に研究発表を行い、質疑応答やその後の懇親会などを通じて、他大学の学生との交流を図っています。